良著から見えてくる20代の若者に伝えたい仕事に効く100フレーズ

日々読破している様々な書籍の中からフレーズを拾い、ぜひ20代のニューリーダーに知って欲しい「仕事に役立つエッセンス」を紹介しています。仕事に悩む若き社会人の一助になればと願います。メッセージでのご相談大歓迎です!

vol.15「人生の目的」から見える20代の若者に伝えたいフレーズ

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生き方とか人生とかそんなライフワークを題材に多数の書籍を世に送り出している本田健氏の作品を読んでみた。やらかな物腰・語り口で、深く人生観、死生観を考えさせられる作品だと思う。

この記事に辿り着いた20代の若い方は、仕事に少なからず悩みを持っていると思う。それは間違いなく他の誰しもが抱えている課題であり、決してそこまで苦しむ必要はないのではと推測する。

自分が好んで使う言葉に「禍福は糾える縄の如し」というのがある。幸と不幸は交互にやってくるという意味で、よく言えば悪いことは続かないし、逆にいいことも長くは継続しない。

ちょっと柄にもなく詩的だけど、タンポポを見て「半分枯れている」というより「半分も咲いている」と考えたほうが前向きだし、そういうスタンスの人間に仲間は集うものだと思う。いわゆるポジティブシンキングというもの。

まだ40歳だしそこまで人生を分かってはいないけど、本田氏の言葉を借りるとさすが、分かりやすい。抜粋

「つまらない仕事はなく、つまらないと感じる人がいるだけだ」という名言がありますが、あなたの気持ち次第で、最高の仕事もつまらなくなるし、退屈に見える仕事のなかにやりがいを見出すこともできるのです

生きるという漠然としたことについて、様々な角度で記されており、キザだけど自分の今、自分のこれからを想像する様々なフレーズが並ぶ。

多くの生き物は、生殖のところで死に、子育て後を見届けるほど、長くは生きないことも多いのです。そういう意味では、人間は、子どもが成人してからもその様子を見ることができる特殊な存在です

日々、忙しい日々を送る現代人からすると「幸せ」について難しく考えすぎているのかもしれない。生きているということは非常に崇高なことであり、もっと感謝すべきことなんだろうけど、東人本大震災や熊本の震災などを経て、人間はたまにその大切さに気づく、ある意味、賢くない生き物なのかもしれない。

何か哲学的な話になったので、最後にもっともインパクトのあるフレーズを2つ抜粋。

人生の目的は「使命」ではなく、「自分の喜び」になることを見つけることだと思います。英語では「どういたしまして」を「My Pleasure」と表現することがあります。直訳すれば、「そうすることが私の喜びです」という意味ですが、まさに、それこそが、自分も、まわりの人たちも幸せにする人生の目的になるのではないでしょうか?

自分の人生に意味がないと落ち込むのではなく、もともと意味のない人生に、どんな意味を見つけることができるのか。それが本来の「人生の目的」の手がかりになると思います

自分が若い人たちに会ってアドバイスするのは「人生は捨てたもんじゃない」ということ。考え方一つで物事はもっと楽しくなるし、それはその人自身の人生、運命も良い方向へ導くことにつながるんだと信じている。

 

まとめ

  • 仕事の悩みは自分だけだと思わない。誰しもが苦しんでいる
  • 人生の目的は自分の喜びになることを見つけること
  • 意味のない人生にどんな意味を見つけられるかが人生の目的の手がかりになる
人生の目的~自分の探し方、見つけ方~

人生の目的~自分の探し方、見つけ方~