良著から見えてくる20代の若者に伝えたい仕事に効く100フレーズ

日々読破している様々な書籍の中からフレーズを拾い、ぜひ20代のニューリーダーに知って欲しい「仕事に役立つエッセンス」を紹介しています。仕事に悩む若き社会人の一助になればと願います。メッセージでのご相談大歓迎です!

vol.1「小さな会社の社長の戦い方」から見える20代の若者に伝えたいフレーズ

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 20代の新社会人が読むことはなさそうなタイトルではあるが、これからの時代、いつ独立してもよい、いつ会社が潰れてもよい、いわば、経営者・独立志向マインドを持っていないと決して太刀打ちできなくなるだろう。

 

それはなぜか?ビジネスのあり方自体がこの数十年で大きく変貌しているからだ。

 

高度経済成長時代は各企業が決まった業務(作業)を、決まった時間にこなしていれば、決まった成果が確実に出る。しかし、その作業部分は技術力の進歩により陳腐化していまい、価値を持つのが難しくなってきている。いまや駅に駅員は数多くいないように。

 

特にITにおける情報伝達におけるそれは顕著である。以下抜粋!

 

昔のビジネスと今のビジネスの大きな違いは情報伝播力が変わったことです。昔は情報が隔離されていましたから、この地域では商品を高く売ってやろう、あの地域で起こったクレームは知られていないだろうということがありました。

しかし今は、情報が世界中に瞬時に伝わります。だからあなたのアイデアもライバル会社がすぐ知ることになります。

 

若者個人としても同じことが言える。会社から言われたことをこなす。これは仕事ではなく作業であり、いずれは価値を持たなくなると強く認識すべきだ。

 

上辺だけの知識は今の時代何も生まない。情報を知っていることは価値を持ちにくい。その場でスマホに向かって話しかければほとんどが解決してしまうからだ。

では、今の時代、これからの時代、個人で強みを持つというのはどういうことか?

この大きな命題を常に意識しながら日々の仕事に取り組む。そういう働き方を意識していれば行動が変わり、習慣が変わり、いずれ運命が変わる。だから仕事は面白い。

 

まとめ

  • 仕事は「作業」と「業務」に分けて考える。社員がやるべきは「業務」である
  • 会社が明日潰れても生きていけるよう、個人の強みとは何かを常に模索する

 

小さな会社の社長の戦い方 (アスカビジネス)

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