良著から見えてくる20代の若者に伝えたい仕事に効く100フレーズ

日々読破している様々な書籍の中からフレーズを拾い、ぜひ20代のニューリーダーに知って欲しい「仕事に役立つエッセンス」を紹介しています。仕事に悩む若き社会人の一助になればと願います。メッセージでのご相談大歓迎です!

vol.51『運は創るもの』から見える20代の若者に伝えたいフレーズ

本記事の読了時間目安は4分です ニトリ創業者である似鳥昭雄氏の半生を綴っている。日本経済新聞に連載されていた「私の履歴書」を編集されたもので、非常に読み応えがあった。 幼少時代 運 仕事への向き合い方 上司と部下の関係 プロ150訓 まとめ 幼少時代 …

vol.50『大富豪からの手紙』から見える20代の若者に伝えたいフレーズ

本記事の読了時間目安は4分です 9つの手紙とは 【決断】の尊さ 【人間関係】の考え方 まとめ 久しぶりすぎる投稿。生活を見直し読書の時間を確保した。やはり本を読む時間は尊い。 9つの手紙とは 死去した祖父から受け取った9つの手紙を頼りに、大学生の孫が…

vol.49『仕事ごっこ』から見える20代の若者に伝えたいフレーズ

本記事の読了時間目安は5分です 平易な表現を用いて、ビジネスシーンにあるくだらない慣習に切り込む、なんとも爽快な内容。あるある、と頷きながら読むようなイメージだ。 新型コロナウイルスの影響で、働く環境が強制的に切り替わる中、本著にある「仕事ご…

vol.48『奇跡のパン 日本中で行列ができる「乃が美」を生んだ「超・逆転思考」』から見える20代の若者に伝えたいフレーズ

乃が美 食パン 麻布十番で見かけた長蛇の列。噂ではきいたことはあったけども、あれが高級食パンの店か、と通り過ぎていた。読んでみてSTORYに溢れ、作り手のゼロイチの奇跡を起こす道程は身震いするほどだった。まさか、東京を最後の出店場所にするのも戦略…

vol.47『その経営、33%足りていません』から見える20代の若者に伝えたいフレーズ

本記事の読了時間の目安は5分です 故 藤戸幹雄氏とは、大阪で知り合った。大手企業のデザイン経営会議というゴツい環境で彼はデザインの大切さ、難しさを説いていた。ビジュアルが重視されがちの「デザイン」について、彼なりの根拠を本著で語っている。残念…

vol.46『LFP 企業が「並外れた敏捷性」を手に入れる10の原則』から見える20代の若者に伝えたいフレーズ

大阪の某大手メーカーの社長から推奨された書籍だ。少し古いが、企業の俊敏性に対しての考え方にフォーカスした内容であり、いかにスピーディに対応、動くことが大切かを見せつけられると思う。 LFPとは「足跡が残らないほど敏捷」Light Footprintという意味…

vol.45『「やる気」と「能力」を引き出す教え方』から見える20代の若者に伝えたいフレーズ

平易な文体で、非常にわかりやすい内容。これからのリーダー職には必携の一冊だろう。仕事をすることと仕事を教えること。仕事をできている人が、仕事ができていない人に教えるわけだけども、それがすごく難しい。なぜなら、教え方を習ったことがないから、…

vol.44『虹色のチョーク』から見える20代の若者に伝えたいフレーズ

障害者雇用と聞いて何を考えるだろう。少なからず自分も会社経営をする中でこのことに対処しなければいけない。 障害者雇用促進法という法律があり、企業規模にもよるが、一定の率で、従業員として障害者の雇用を義務化する法律だ。 一般的に2%という率が課…

vol.43『日本企業がシリコンバレーのスピードを身につける方法』から見える20代の若者に伝えたいフレーズ

日本企業がシリコンバレーのスピードを身につける方法 親愛なるロッシェル カップ氏の新著。と言っても7月の発売だからかなり時間が経過した。それにしても本氏は本当によく日本のビジネスシーンを理解している。どれだけ彼女の発言に日々、勇気をもらってい…

vol.42『ディズニーはまず「おそうじ』を考えた』から見える20代の若者に伝えたいフレーズ

ディズニーとの関係性が希薄に見える赤ちゃん。いやいやこれがディズニーの「おそうじ」を語る上で欠かせない要素である。ディズニーの美観の基準は非常に具体的でわかりやすい。「そこで赤ちゃんがハイハイできるか」である。そうじの仕事を生業にする自分…

vol.41「アリババの野望 ジャック・マーの見る未来」から見える20代の若者に伝えたいフレーズ

なんだかんだで1年くらいかけて読み終えた。アリババの創業者であるジャック・マーの人物像を著者の視点から書き連ねている。耳慣れない言葉も多く出てくるので、業界のことを知らないと読み進めるのに苦労するかもしれない。 言わずとしれた世界的経営者で…

vol.40「日本企業ーCEOの覚悟」から見える20代の若者に伝えたいフレーズ

一言で言って「気持ちの良いスカッとした気分になる」一冊だった。言わずと知れた著者の父・安藤百福はインスタントラーメンの生みの親。その次男が本著の著者である安藤 宏基である。男気のある爽快な人物像が伺える。 CEOとして会社の代表として彼の覚悟を…

vol.39「シャープ崩壊」から見える20代の若者に伝えたいフレーズ

誰もが学生時代親しんだシャープペンシル。恥ずかしながら本著を読んで生みの親がこのSHARPであったと初めて知った。AQUOSなどのテレビに代表される家電メーカーの印象が強いだけに、本当に意外だった。 タイトルの通り、老舗企業シャープが台湾メーカーの鴻…

vol.38「50過ぎたら、ものは引き算、心は足し算」から見える20代の若者に伝えたいフレーズ

ひょんなきっかけで知り合った、日本とニュージーランドのデュアルライフを送る方から紹介してもらった。ビジネス書とは趣が異なり、"人生"を考えさせられるふわっとした感覚の書籍だ。心が和むと思う。 タイトルから分かるように、加齢とともに、物を減らし…

vol.37「君たちはどう生きるか」から見える20代の若者に伝えたいフレーズ

本記事の読了時間は約3分です どの店頭に行ってもこの表紙を今でもよく見る。漫画と文章(手紙)が交互に展開する新しい書籍の世界を見たように思う。読書が苦手な人でもこの構成は受け入れられるかもしれない。 主人公である中学2年生の「コペル君」が「正義…

vol.36「一流の人たちがやっているシンプルな習慣」から見える20代の若者に伝えたいフレーズ

本記事の読了時間は約4分です たまたま本を整理していたら出てきたので赤線を引いた箇所を中心に、2010年に出版された本著を再び読み返した。 言えることは、やはり読書とは血となり、骨となると言うこと。できていないことも多くあるが、自分にとって言葉や…

vol.35「ヤフーの1on1 部下を成長させるコミュニケーションの技法」から見える20代の若者に伝えたいフレーズ

Yahoo! JAPANにおける、社内コミュニケーションに関する書籍だ。著者はYahoo! JAPANの人事責任者の本間浩輔氏。IT企業で働く若者と上司とのコミュニケーションの新しいあり方を提示しており、非常に興味深い。20代の若きビジネスマンとしても、どのように会…

vol.34「生きる職場 小さなエビ工場の人を縛らない働き方」から見える20代の若者に伝えたいフレーズ

働き方のあり方が問われる昨今を象徴するような書籍だと思う。(株)パプアニューギニア海産の工場長である武藤北斗氏が、自身の奮闘の果てに生み出された従業員と経営層の関わり方をリアリティーに描いている。 このパプアニューギニア海産という会社は、東…

vol.33「ドラッカーが教える最強の経営チームのつくり方」から見える20代の若者に伝えたいフレーズ

ビジネスマンに限らず一度は聞いたことのあるドラッカーという人物ネーム。経営の神様とかマーケティングの神様と言われる方の文節を引用しながら、どうすれば経営チームを作ることができるのかが綴られた書籍だ。 縁あって著者の知り合いの方から本著を借り…

vol.32「WHYから始めよ!」から見える20代の若者に伝えたいフレーズ

これほど身震いする動画も珍しい。ゴールデンサークルという理論を駆使して、成功したリーダーはどうやって物事を考え、伝えるべきかを解説している。動画に出ている内容を細かく噛み砕いているのが本著である。 本物のリーダーとはWHYを持っている、WHYに基…

vol.31「人生を動かす仕事の楽しみ方」から見える20代の若者に伝えたいフレーズ

清掃、掃除業界の天使と言って良い。新津春子氏はNHK「プロフェッショナル仕事の流儀」で紹介された事もある羽田空港ビル清掃員である。写真の笑顔が示すように、彼女はこの清掃という仕事を誇りに思い、楽しんでいる。どんな仕事でも笑顔になれるし、それは…

vol.30「仕事の99%はアルバイトに任せよう!」から見える20代の若者に伝えたいフレーズ

上場企業の部長より、コンビニの店長の方が人の管理が難しい。そんな一節を随分前に聞いたような気がする。 今やどんな職場でも地位というか年齢・国籍・立場の異なる人が一緒に働くのは当然であり、その中で、どういう「仕組み」を取り入れて戦力にするかが…

vol.29「日本企業の社員は、なぜこんなにもモチベーションが低いのか?」から見える20代の若者に伝えたいフレーズ

米国の人事コンサルタントが、日本人のビジネスモチベーションに焦点を当てた、仕事の仕方、職場での働き方、仕事のやる気、上司と部下の関係など、あらゆるビジネスシーンにおける日本のNGなところを鋭く指摘した名著と断言できる。 20代の若者はぜひ、目の…

vol.28「ネットフリックスの時代」から見える20代の若者に伝えたいフレーズ

2015.9.1に日本でサービスをスタートした際は「黒船」と形容されたNETFLIXの日本社会への影響について書かれている。テレビを取り巻く環境、その周りにある広告の行く末、メディアというプレゼンスの将来についてを著書が鋭い洞察で語る。 著者の西田宗千佳…

vol.27「町工場の娘」から見える20代の若者に伝えたいフレーズ

小綺麗な女性が笑顔で表紙に写っている。それこそ大田区の蒲田の本屋で見かけたのを鮮明に覚えている。その後、板橋で講演を聞く機会があったのでKindleで読みふけった。 恐ろしいほどに彼女の境遇は自分と酷似していて、思わず公演後に本人にその旨を打ち明…

vol.26「今いる仲間で"最強のチーム"をつくる」から見える20代の若者に伝えたいフレーズ

自分を、仕事を理解してくれない同僚や部下に対して「なぜ出来ないのだろう。もっと良い人材がいれば、、、」と嘆くビジネスマンは多いことと思う。 ただ何を以って「良い人材」というかは非常に抽象的だ。 言うことを聞く 自走する 理解度が良い などであろ…

vol.25「小が大を超えるマーケティングの法則」から見える20代の若者に伝えたいフレーズ

雪が解けると、「 」になる と聞かれたら何と答えるだろうか? これはマーケティング的な有名なテストで、本著にも記載があった。 水:64% 春:25% その他:11% 何が正解かを問うものではなく、「論理タイプ」か「感性タイプ」かをみるものである。本著に…

vol.24「キリンビール高知支店の奇跡」から見える20代の若者に伝えたいフレーズ

最近はもっぱらハイボールばかり飲んでおり、ビールは口を合わせる程度にしている。正直、LAGERはそんなに好きなブランドではないものの、日経の新聞広告を目にしてKindleで読んだ。読み終わって気づいたんだけど、著者の田村潤氏は成城大学の先輩であった。…

vol.23「99%の会社はいらない」から見える20代の若者に伝えたいフレーズ

タイトルがいかにも堀江氏っぽくえげつないけど、例のごとく納得の一冊だった。常識とは何でこれからの時代を生き抜くスタンスを赤裸々に語っている名著だと思う。 会社という枠と自分という軸をどう社会にフィットさせるか、そんなことについての言及が冒頭…

vol.22「サイロ・エフェクト」から見える20代の若者に伝えたいフレーズ

サイロとは本著風に訳すと「タコツボ」という意味として捉えている。日本の組織を揶揄する概念として多用されており、閉塞的な環境を指すことが多い。 日本ではSONY、海外ではUBSを例に挙げて、いかにサイロ化が組織にとってよくないものであるかを語ってい…